市川ってこんなとこ
歴史と日常が共存する大門通り
JR市川駅からも京成線市川真間駅からも近い大門通り。
和洋女子大や千葉商科大に向かう学生もチラホラ見かけます。
真間山 弘法寺へと続く参道でもあります。
大門通りには多種多様なお店が並んでいて、ふらっと飲みに行きたくなった時やパンや珈琲など日常のお買い物など、さまざまなニーズに応えてくれます。
この先に、OPENしたてのお店から
老舗の和菓子屋さん、いろいろなお店が違和感なく並んでいます。
大門通りは、自動車1台とちょっとくらいの幅です。
大門通りには、花屋さんもあります。色とりどりの花が店頭を飾っています。
"真間大門てこな協議会"のカラフルなプレートが目を引きます。
手児奈(てこな)の哀しい歴史と手児奈霊神堂
真間山 弘法寺に向かって"真間の継橋"を渡ると、右手に手児奈霊神堂が見えてきます。手児奈霊神堂は、手児奈(てこな)という名前の奈良時代の女性を祀る霊堂です。安産、子育て祈願で知られています。
手児奈はとても美人だったと伝えられており、その美貌のため、多くの男性から結婚を迫られたそうですが、手児奈はどんな男性の求婚も断り続けたそうです。そして、断り続けることで、男性を不幸にしてしまうと悩んだ末に、真間の入り江(現在の真間川付近に入り江が広がっていたそうです)に身を投げてしまったそうです。その後、この話を聞いた行基が手児奈の霊を供養するために求法寺を建立し、その後、今の弘法寺に改称したといわれています。
そして、この切ない伝説が、高橋虫麻呂や山部赤人といった奈良時代の詩人達の想像力をかき立てたのか、万葉集にはこの伝説に触れた歌がいくつか残っています。
写真は"真間の継橋"と話飲茶屋「つぎはし」さん。
ただし、橋といっても、現在は川自体が存在しないので、石碑と欄干を模したものが設置されています。この"真間の継橋"も万葉集に登場しています。桜のシーズンには、満開の桜と赤い欄干のコントラストがとてもきれいです。
山の上にある弘法寺参拝の折にも、大門通り散策の合い間にも訪れたい
話飲茶屋「つぎはし」さん。丁寧に入れる珈琲にゆったりとした時が流れていきます。
小高い丘の上の真間山 弘法寺
"真間の継橋"を越えて、参道のつきあたりにあるのが真間山 弘法寺です。
真間山 弘法寺は、小高い丘の上にありますので、参道の階段を登らなくてはいけません。境内の参道にはかなりの数の桜があって、桜のシーズンにはとても美しく彩られます。特に、「伏姫桜」というしだれ桜はとても見事なことで有名です。
階段の前には弘法寺と書いてあります。
弘法寺へ続く階段。思ったよりも急な階段です。
立派な山門です。
弘法寺の祖師堂。平成22年に建てられた新しいお堂です。
大門通りへの行き方
JR総武線市川駅から北へ150mほど歩くと国道14号線に出ます。その交差点の信号を渡り、西に100mほど歩くと、大門通りの入り口があります。「日蓮宗 真間弘法寺」の石碑がありますので、それが大門通りの目印です。
また、京成本線、市川真間駅からは南口を出て、京成本線の線路沿いを国府台駅方面に600mほど歩くと、大門通りに出ることができます。
下の地図は、"真間の継橋"の位置を示しています。
PICK UP 市川のお店 ~グルメ~
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[ 居酒屋・ダイニングバー ]
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